2026年も全国各地でランナーを熱くさせるマラソン大会が数多く開催されます。毎年恒例の「東京マラソン」や「大阪マラソン」といった大都市型レースはもちろん、新緑の季節を楽しむハーフマラソンや、真夏の北海道を駆け抜ける過酷なレースまで、1年を通して様々な挑戦の機会が待っています。
特に2026年の秋には「愛知・名古屋アジア競技大会」が開催されるため、スポーツへの関心が例年以上に高まる特別な年になるでしょう。すでにエントリーが始まっている大会もありますが、これから計画を立てても十分に間に合う魅力的な大会はたくさんあります。
この記事では、2026年に開催される主要なフルマラソン・ハーフマラソン大会の日程を、季節ごとに整理してご紹介します。春のシーズンだけでなく、夏から秋・冬にかけての年間スケジュールを把握して、あなたのランニングライフを充実させるためのガイドとしてご活用ください。
2026年冬・春(1月〜4月)の主要大会スケジュール

まずは、多くのランナーがシーズンの集大成として目標に掲げる冬から春の主要大会です。この時期は気候が涼しく、記録を狙いやすい高速コースの大会が集中しています。すでにエントリーが終了している大会もありますが、観戦や次回の参考に日程をチェックしておきましょう。
【3月1日】東京マラソン2026と大都市大会の日程
日本最高峰の市民マラソン「東京マラソン2026」は、2026年3月1日(日)の開催が決定しています。東京都庁から東京駅前まで、東京の観光名所を巡るフラットなコースは、世界中のランナーの憧れです。2025年末時点で一般エントリーは終了していますが、ボランティアや沿道応援で大会の熱気を肌で感じるのも素晴らしい体験となるでしょう。
また、関西のビッグイベント「大阪マラソン2026」は2026年2月22日(日)に開催されます。大阪城公園をフィニッシュ地点とするコースは、熱狂的な沿道の応援が特徴です。さらに、世界最大の女子マラソン「名古屋ウィメンズマラソン2026」は2026年3月8日(日)に開催。完走賞のティファニーを目指して、今年も多くの女性ランナーが名古屋の街を駆け抜けます。
これらの3大都市マラソンは、いずれも開催日の約半年前(前年の夏頃)にエントリーが行われます。もし今回参加が叶わなかった方は、この春の盛り上がりを目に焼き付け、来シーズンのエントリーに向けたモチベーションに変えていきましょう。
【2月開催】京都・熊本・別大など個性豊かな大会
2月は全国各地で魅力的な大会が目白押しです。2026年2月15日(日)には、「京都マラソン2026」と「熊本城マラソン2026」が同日開催される予定です。京都は古都の寺社仏閣を巡る風光明媚なコース、熊本はラストの激坂を乗り越えて城内でゴールするドラマチックな展開が魅力です。
シリアスランナーの聖地として知られる「別府大分毎日マラソン」は、2026年2月1日(日)に行われます。参加資格(標準記録)が必要な硬派な大会ですが、その分、張り詰めた緊張感と競技性の高さは国内屈指です。同日には高速コースで有名な「香川丸亀国際ハーフマラソン」も開催され、記録更新を狙うランナーで賑わいます。
また、伝統ある「青梅マラソン」(例年2月中旬)など、歴史ある市民マラソンもこの時期に開催されます。2月の大会は寒さ対策が必須ですが、冬場のトレーニングの成果を試すには絶好の機会です。それぞれの地域色豊かなおもてなしも、ランナーの背中を押してくれるはずです。
【4月開催】かすみがうら・長野でシーズン締めくくり
冬シーズンの総決算として人気が高いのが、4月に開催される大会です。茨城県の「かすみがうらマラソン2026」は2026年4月19日(日)に開催されます。都心からのアクセスが良く、霞ヶ浦の湖畔を走る平坦なコースは、初心者からベテランまで幅広い層に愛されています。
また、長野県で開催される「長野マラソン」も、例年4月の第3日曜日に開催される人気の高い大会です(※2026年の日程は公式サイトで要確認)。北アルプスの残雪と菜の花のコントラストが美しく、春の訪れを感じながら走ることができます。沿道の温かい声援と充実した運営には定評があります。
4月の大会は気温が少し高くなる傾向があるため、暑さへの順応もポイントになりますが、シーズン最後に自己ベスト更新(PB)を狙うラストチャンスとして、非常に重要な位置づけとなります。これらの大会が終わると、マラソン界は少しの間、オフシーズンへと入っていきます。
春から夏(5月〜8月)の開催情報と楽しみ方

「マラソンシーズンは冬だけ」と思っていませんか? 確かにフルマラソンの大会数は減りますが、新緑が気持ち良い季節のハーフマラソンや、真夏の北海道での挑戦など、この時期ならではの楽しみ方があります。年間を通して走り続けるためのモチベーション維持に最適です。
新緑の季節を楽しむハーフマラソン
5月は気候が良く、ハーフマラソンや10kmレースを楽しむのに最適なシーズンです。代表的なのが、宮城県で開催される「仙台国際ハーフマラソン」です(例年5月上旬〜中旬開催)。杜の都・仙台のケヤキ並木を駆け抜けるコースは爽快そのもので、トップアスリートも多数出場します。
また、岐阜県の「高橋尚子杯 ぎふ清流ハーフマラソン」(例年4月下旬〜5月上旬)や、富山県の「黒部名水マラソン」(例年5月下旬、フルマラソンもあり)なども人気です。黒部名水マラソンは、北アルプスの雪解け水が楽しめるエイドステーションが名物で、初夏の暑さを吹き飛ばすような清涼感があります。
これらの大会は、冬のフルマラソンほどの重圧を感じずに、旅行気分を兼ねた「旅ラン」として参加するランナーが多いのが特徴です。美味しい地元のグルメを食べ、温泉に浸かり、心地よい汗を流す。そんなリラックスしたランニングスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【8月】真夏の挑戦「北海道マラソン2026」
日本の夏は酷暑のためマラソン大会はほとんど行われませんが、唯一の例外とも言える大規模大会が「北海道マラソン」です。例年8月の最終日曜日に開催されており、2026年も8月30日(日)頃の開催が予想されます。札幌の街並みや北海道大学のキャンパス内を走るコースは魅力的です。
北海道とはいえ、近年の夏は気温が高く、過酷なサバイバルレースとなることも少なくありません。しかし、その厳しさこそが北海道マラソンの醍醐味であり、完走した時の達成感は他の大会とは一味違います。秋以降のシーズンに向けた「脚作り」や、暑熱対策の経験値としても非常に価値があります。
エントリーは例年春頃(3月〜4月)に開始されます。夏休みの旅行計画と合わせて早めにスケジュールを確保することをおすすめします。真夏の札幌で、自分自身の限界に挑戦する熱い一日を過ごしてみませんか。
2026年秋の注目イベント「愛知・名古屋アジア競技大会」

2026年のスポーツシーンを語る上で外せないのが、秋に開催される「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」です。アジア版オリンピックとも呼ばれるこの大会は、トップレベルの選手の走りを間近で目撃できる貴重なチャンスです。
アジア競技大会の開催期間と観戦ガイド
第20回アジア競技大会は、2026年9月19日(土)から10月4日(日)までの期間で開催されます。陸上競技およびマラソンもこの期間内に実施される予定です。具体的な競技日程については、大会組織委員会からの正式発表を待つ必要がありますが、大会期間の後半に組まれることが一般的です。
マラソンコースは、名古屋市の「瑞穂公園陸上競技場」を発着点とし、名古屋の都心部を巡るコースが計画されています。普段、名古屋ウィメンズマラソンなどで見慣れた景色の中を、アジア各国の代表選手たちが国の威信をかけて疾走します。一般ランナーが参加できる大会ではありませんが、世界レベルのスピードや駆け引きを生で見ることは大きな刺激になります。
9月下旬〜10月上旬は、まだ残暑が残る可能性もありますが、秋のマラソンシーズンの開幕を告げる象徴的なイベントとなるでしょう。テレビ観戦だけでなく、ぜひ沿道に足を運び、国際大会ならではの緊張感と興奮を肌で感じてください。
2026年後半(10月〜12月)の大会予想と準備

アジア大会の熱狂が終わると、いよいよ市民ランナーにとっての「秋の本命レース」シーズンが到来します。10月から12月にかけては、気候が安定し記録が出やすい人気大会が毎週のように全国で開催されます。エントリー時期を見逃さないよう注意が必要です。
秋の行楽シーズンに走れる主要大会リスト
2026年後半の正確な日程はまだ未発表のものが大半ですが、例年の傾向から主要大会の開催時期を予測できます。ご自身のスケジュールに合わせてターゲットとなる大会を定めておきましょう。
【10月〜12月開催の主要大会(例年の目安)】
10月下旬:金沢マラソン(石川)、横浜マラソン(神奈川)、水戸黄門漫遊マラソン(茨城)、しまだ大井川マラソン(静岡)など
11月上旬〜中旬:神戸マラソン(兵庫)、福岡マラソン(福岡)、おかやまマラソン(岡山)、つくばマラソン(茨城)など
12月上旬:NAHAマラソン(沖縄)、湘南国際マラソン(神奈川)、防府読売マラソン(山口)、ホノルルマラソン(ハワイ)など
これらの大会のエントリーは、大半が2026年の4月〜6月頃に開始されます。特に金沢、横浜、神戸、福岡などの都市型マラソンは抽選倍率が高いため、複数の大会にエントリーしておく戦略も有効です。一方、つくばマラソンなどは「クリック合戦(先着順)」になることが多いため、エントリー開始日のチェックが欠かせません。
1年を通じたトレーニング計画の立て方
2026年を充実したランニングイヤーにするためには、メリハリのある年間計画が大切です。春(1〜4月)に本命レースを走り、その後は少し休養を入れてから、夏(5〜8月)は北海道マラソンや短めのハーフマラソンで楽しみながら走力を維持します。そして、涼しくなってきた秋(10〜12月)に再び記録を狙う、というサイクルが理想的です。
特に夏場のトレーニングは無理をせず、早朝や夜間の涼しい時間帯を選んだり、ジムのトレッドミルを活用したりするなど、工夫が必要です。また、秋のシーズンインに向けて、新しいランニングシューズを夏頃に購入し、徐々に足に馴染ませておくといった準備も忘れずに行いましょう。
モチベーションが下がってしまった時は、次にエントリーする大会の公式サイトを眺めたり、前回の大会レポートを読んだりするのも効果的です。「あのゴールゲートをくぐる自分」をイメージし続けることが、長いトレーニング期間を乗り越える一番の秘訣です。
まとめ:2026年のマラソン開催一覧をチェックして計画的な1年を
2026年は、春の主要大会から始まり、夏の北海道、秋のアジア競技大会、そして冬のビッグレースへと続く、ランナーにとって話題の尽きない1年となります。主なスケジュール(予測含む)を振り返りましょう。
これからエントリーを考えるなら、まずは4月の「かすみがうらマラソン」や、春から初夏のハーフマラソンが直近の目標としておすすめです。そして、秋以降の大会のエントリー情報が春頃から順次公開されますので、見逃さないようにしましょう。
2026年があなたにとって、自己ベスト更新や完走の感動、そして走る楽しさに満ちた素晴らしい一年になることを応援しています。しっかりと計画を立て、怪我のない楽しいランニングライフを送ってください。





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