マラソン【3月】2026年大会ガイド!今から始める準備とトレーニング

【大会への挑戦】目標の舞台へ

この記事を執筆している2025年7月、早くも来年のマラソンシーズンに向けて、目標を立て始めているランナーも多いのではないでしょうか。特に3月は、気候も穏やかになり、全国各地で魅力的なマラソン大会が開催される絶好のシーズンです。

この記事では、「来年の3月にマラソンを走りたい」と考えているあなたのために、2026年3月に開催が予定されている主要な大会情報をご紹介します。さらに、今から始めることで無理なく完走を目指せる長期的なトレーニング計画や、レース本番の気候に合わせたウェア選び、パフォーマンスを最大限に引き出すためのコンディショニング方法まで、具体的かつ分かりやすく解説していきます。この記事を読めば、来年の春、最高の笑顔でフィニッシュゲートを駆け抜けるための準備が整うはずです。

2026年3月開催予定の主要マラソン大会

来たる2026年3月も、ランナーの心を躍らせる数々のマラソン大会が予定されています。大規模なシティマラソンから、地域色豊かな大会まで様々です。ここでは特に注目度の高い大会をピックアップしてご紹介します。エントリー開始時期は大会によって異なるため、公式サイトをこまめにチェックしましょう。

東京マラソン2026

日本最大級にして、世界6大メジャーマラソンの一つに数えられる憧れの大会です。2026年は3月1日(日)に開催されることが発表されています。 東京都庁をスタートし、東京の名所を巡りながら東京駅前・行幸通りを目指すコースは、多くのランナーにとって特別な体験となるでしょう。世界トップレベルのエリートランナーの走りを間近で見られるだけでなく、約38,000人もの市民ランナーがそれぞれの想いを胸に走る姿は圧巻です。 参加するには高い倍率の抽選を突破する必要がありますが、沿道を埋め尽くす途切れることのない応援は、ランナーにとって最高の力になります。

名古屋ウィメンズマラソン2026

世界最大の女子マラソンとしてギネス世界記録にも認定されている、女性ランナーの祭典です。2026年は3月8日(日)に開催が予定されています。 バンテリンドーム ナゴヤを発着点とし、名古屋の市街地を駆け抜けます。 この大会の大きな魅力は、完走したランナー全員に贈られるティファニーのオリジナルペンダントです。制限時間も7時間と長めに設定されており、初めてフルマラソンに挑戦する女性でも安心して参加できます。 華やかな雰囲気と充実したサポート体制で、毎年多くの女性ランナーを魅了しています。同日には名古屋シティマラソンも開催され、街全体がランニングムード一色に染まります。

静岡マラソン2026

「ようこそ心躍るステージへ」をテーマに掲げ、2026年は3月8日(日)に開催が予定されています。 徳川家康ゆかりの地を巡り、静岡の歴史や文化を感じられるコースが特徴です。静岡市役所静岡庁舎前をスタートし、駿河湾の美しい景色を眺めながらフィニッシュ地点のJR清水駅東口を目指します。コースは高低差が少なくフラットなため、自己ベスト更新を狙いやすいと評判です。 天気が良ければ、コースの随所から世界遺産・富士山の雄大な姿を望めるのも、この大会ならではの醍醐味と言えるでしょう。

びわ湖マラソン2026

日本最大の湖、びわ湖の絶景を心ゆくまで楽しめる大会で、2026年は3月8日(日)に開催が決定しています。 皇子山陸上競技場をスタートし、びわ湖の東岸を南下して烏丸半島を目指すコースは、アップダウンが少なく走りやすいとランナーから高い評価を得ています。 湖畔の景色を楽しみながら、気持ちよく走ることができるでしょう。ランナー募集は2025年8月初旬から開始予定で、先着順となっています。

とくしまマラソン2026

四国最大規模のフルマラソンとして知られ、温かい「おもてなし」がランナーに人気の大会です。2026年は3月22日(日)に開催が予定されています。 吉野川の雄大な流れに沿ったフラットなコースが中心で、初心者でも走りやすいのが特徴です。2026年大会は、現在の吉野川沿いを往復するコースとしては最後となり、2027年からは徳島市内から鳴門市を目指す新コースに変更される予定です。 現行コースを走れる最後のチャンスとして、注目が集まります。

今から始める!来年3月のマラソンに向けた長期トレーニング計画

この記事を読んでいる2025年7月から始めれば、来年3月のフルマラソン完走は決して無謀な挑戦ではありません。むしろ、十分な準備期間を確保できるため、体に過度な負担をかけることなく、着実に走力を向上させることができます。ここでは季節ごとのトレーニングのポイントをご紹介します。

夏(7月~8月):基礎作りと暑熱対策の時期

夏のトレーニングで最も重要なのは、暑さ対策です。 気温の高い日中のランニングは避け、比較的涼しい早朝や夜間に行いましょう。 この時期は長い距離を走ることよりも、ウォーキングやゆっくりとしたジョギングで「走る習慣」を身につけることが目標です。まずは30分程度、気持ちよく体を動かすことから始めましょう。木陰の多い公園や川沿いなど、少しでも涼しく走れるコースを選ぶのも良い工夫です。 また、こまめな水分補給は絶対に忘れないでください。 寝ている間にも汗をかくため、走り出す前にもしっかり水分を摂ることが大切です。

秋(9月~11月):走り込みでスタミナを養う時期

夏の暑さが和らぎ、ランニングに最適な季節の到来です。この時期は、少しずつ走る距離や時間を延ばしていく「走り込み」のフェーズに入ります。 週に1回は、いつもより少し長い距離(LSD:ロング・スロー・ディスタンス)に挑戦してみましょう。ペースは会話ができるくらいゆっくりで構いません。長い時間動き続けるためのスタミナを養うことが目的です。また、定期的にレース本番で目標とするペースで走る「ペース走」を取り入れると、ペース感覚を体に覚えさせることができます。計画的にトレーニングを組み立て、走力を一段階レベルアップさせましょう。

冬(12月~2月):スピードと実践力を高める時期

レース本番が近づき、トレーニングも総仕上げの段階に入ります。ここまでの走り込みで培ったスタミナを、スピードにつなげていくトレーニングを取り入れていきましょう。例えば、一定のペースで走り、最後の1〜2kmだけペースを上げる「ビルドアップ走」や、速いペースとゆっくりなペースを交互に繰り返す「インターバル走」などが効果的です。 また、ハーフマラソンなど、本番より短い距離の大会に出場して、レースの雰囲気に慣れておくのも非常におすすめです。レースに向けた給水や補給の練習も、この時期に行っておくと安心です。

3月の気候とマラソンに適したウェア選び

3月は冬の寒さが残る日もあれば、春の陽気を感じる日もあり、一年で最も服装選びが難しい時期の一つです。レース当日のコンディションを左右するだけでなく、日々のトレーニングの質にも関わるため、ウェア選びのポイントをしっかり押さえておきましょう。

3月上旬・中旬・下旬の気候の違い

3月は「三寒四温」と言われるように、周期的に天候が変化します。
上旬は、まだ冬の名残で最高気温が10℃に届かない日も珍しくありません。特にスタート前の待機時間は体が冷えやすいため、しっかりとした防寒対策が必須です。
中旬になると、日中は暖かさを感じられる日が増えますが、朝晩の冷え込みは依然として厳しいです。また、天気が崩れると急に気温が下がることもあるため、油断は禁物です。
下旬には、20℃近くまで気温が上がる日もあり、走っていると汗ばむ陽気になります。しかし、日差しがないと肌寒く感じることもあり、体温調節のしやすさが重要になります。

気温に応じたレイヤリング(重ね着)術

マラソンのウェア選びの基本は、状況に応じて脱ぎ着できる「レイヤリング(重ね着)」です。
気温が10℃以下の寒い日は、吸汗速乾性のある長袖シャツに、防風・撥水性のある軽量ジャケット(ウィンドブレーカー)を羽織るのが定番です。下はロングタイツを履くと良いでしょう。手袋やネックウォーマーといった小物も、体感温度を大きく左右する重要なアイテムです。
気温が10℃~15℃前後の場合は、半袖シャツにアームウォーマーを組み合わせるスタイルが便利です。走り始めは少し肌寒く感じても、体が温まればアームウォーマーを下げて体温調節ができます。
気温が15℃を超える暖かい日は、半袖シャツにショートパンツという軽快なスタイルで十分でしょう。ただし、日差し対策としてキャップやサングラスは忘れずに着用したいところです。汗冷えを防ぐためにも、吸汗速乾性の高い素材を選びましょう。

あると便利なランニング小物

ウェアにプラスすることで、より快適なランニングをサポートしてくれるアイテムをご紹介します。
アームウォーマーは、腕の保温だけでなく、暑くなった時に手首まで下ろすだけで簡単に体温調節ができる優れものです。
ランニンググローブ(手袋)は、寒い日のスタート時にかじかむ指先を守ってくれます。薄手のものならポケットに入れても邪魔になりません。
ウエストポーチやランニングバックパックは、スマートフォンや鍵のほか、長距離を走る際のエネルギー補給食(エナジージェルなど)を携帯するのに役立ちます。
キャップやサングラスは、日差しが強くなる3月には特に有効です。紫外線から肌や目を守るだけでなく、集中力を維持する助けにもなります。

3月のマラソンに向けたコンディショニングと食事

トレーニングの成果を100%発揮するためには、レース本番に向けた最終調整、すなわちコンディショニングが極めて重要になります。特にレース直前の食事は、パフォーマンスに直接影響します。

レース前の調整法「テーパリング」

レースで最高のパフォーマンスを発揮するためには、体に溜まった疲労を抜き、エネルギー満タンの状態でスタートラインに立つ必要があります。そのための調整が「テーパリング」です。これは、レースの2〜3週間前から練習の走行距離を徐々に減らしていく期間のことです。練習量を落とすことで、これまで蓄積してきた筋肉の疲労を回復させ、超回復を促します。重要なのは、距離は減らしても、練習の強度は維持することです。これにより、走力を落とさずに体力を温存し、レース当日に向けてコンディションのピークを合わせることができます。

エネルギー満タンで臨む食事法「カーボローディング」

フルマラソンを走り切るには、約2,500kcalものエネルギーが必要とされ、体内に通常蓄えられているエネルギーだけでは不足してしまいます。 そこで有効なのが「カーボローディング」という食事法です。これは、レースの3日前あたりから炭水化物の摂取比率を高め、筋肉や肝臓にエネルギー源となるグリコーゲンを意図的に多く蓄える方法です。 具体的には、ご飯やパン、麺類などの主食の割合を増やし、その分、脂質の多いおかずは控えます。 これにより、体内のエネルギー貯蔵量が増加し、レース後半での「ガス欠」を防ぎ、スタミナを持続させることが可能になります。 ただし、急な食事内容の変更は体に合わない場合もあるため、本番前に一度試しておくことをお勧めします。

疲労回復を助ける栄養素

日々のトレーニングで傷ついた筋肉を修復し、疲労を回復させるためには、バランスの取れた食事が不可欠です。特に、筋肉の材料となる「タンパク質」は重要で、鶏の胸肉や魚、大豆製品などから意識的に摂取しましょう。また、摂取した栄養素をエネルギーに変えるのを助ける「ビタミンB群」(豚肉や玄米など)や、体のコンディションを整える「ビタミンC」「クエン酸」(野菜や果物など)も積極的に摂りたい栄養素です。練習後なるべく早く、糖質とタンパク質を一緒に補給すると、効率的な回復が期待できます。

まとめ 今から計画的に準備して、来年3月のマラソンを迎えよう

この記事では、2025年7月の時点から来年、2026年3月のマラソン大会を目指すための情報をお届けしました。東京マラソンをはじめ、3月には全国各地で多くのランナーを魅了する大会が開催されます。今から始めれば、夏の基礎作り、秋の走り込み、冬の仕上げと、季節ごとの特徴を活かした計画的なトレーニングで、無理なくフルマラソンを完走する力を身につけることが可能です。

また、季節の変わり目である3月の気候に対応したウェアの準備や、レース本番で力を発揮するためのテーパリング、カーボローディングといったコンディショニングも重要な要素です。さあ、来年の春、目標の大会で最高の思い出を作るために、今日から一歩を踏み出してみませんか。

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