新しい年が明けると、気持ちも新たに「今年こそはフルマラソンに挑戦したい」「自己ベストを更新したい」と目標を立てるランナーも多いのではないでしょうか。1月は、本格的な冬の寒さが到来する時期ですが、実はマラソンにとっては非常に魅力的なシーズンでもあります。気温が低いことで体温の上昇が抑えられ、記録が出やすいというメリットがある一方で、寒さ対策や体調管理には十分な注意が必要です。
また、お正月気分が抜けない時期だからこそ、ランニングを通じて生活リズムを整えたり、年末年始につい食べ過ぎてしまった分をリセットしたりするのにも最適です。全国各地では、新年の走り初めを祝うような華やかな大会から、硬派な競技志向の大会まで、さまざまなマラソンイベントが開催されています。
この記事では、1月のマラソン大会の特徴や選び方、寒さに負けないための服装テクニック、そして怪我を防ぐための練習方法について詳しく解説していきます。初心者の方からベテランランナーまで、冬のマラソンを安全に楽しむための情報を網羅しましたので、ぜひ参考にしてください。
1月のマラソン大会の特徴と選び方

1月に開催されるマラソン大会には、他の季節にはない独自の特徴や魅力がたくさんあります。新年のスタートダッシュを切るために、どのような視点で大会を選べばよいのか、そのポイントを詳しく見ていきましょう。
新年の走り初めに最適な大会選び
1月の大会は、まさに「走り初め」のイベントとして位置づけられているものが多くあります。元旦や成人の日の連休に合わせて開催される大会も多く、新年の祝祭的なムードの中で走ることができるのが大きな魅力です。会場では獅子舞の演舞があったり、振る舞い酒(もちろんゴール後に楽しむものですが)やお餅の配布があったりと、お正月らしい演出でランナーを迎えてくれる大会も少なくありません。
また、一年の計は元旦にありと言われるように、1月の大会にエントリーすることは、その年一年のランニング生活のモチベーションを高く保つための強力な動機づけになります。「この大会を完走して、素晴らしい一年にするんだ」というポジティブな気持ちでスタートラインに立つことができるでしょう。初心者の方であれば、まずはハーフマラソンや10kmなどの短い距離から参加し、新年の清々しい空気を楽しみながら走るのもおすすめです。
正月太り解消にも効果的なタイミング
年末年始は、忘年会や新年会、実家への帰省などで、どうしても飲食の機会が増え、運動不足になりがちな時期です。気がつくと体重が増えてしまっていた、という経験を持つ方も多いのではないでしょうか。1月のマラソン大会にエントリーしておくことは、こうした「正月太り」を解消するための最強の特効薬となります。
大会という明確な目標があれば、寒い冬の朝でも布団から抜け出して練習に向かう理由ができます。冬場は気温が低いため、体温を維持しようとして基礎代謝が上がりやすいと言われています。この時期にしっかりと有酸素運動を行うことで、効率的に脂肪を燃焼させることが期待できるのです。美味しいお正月料理を楽しんだ後は、しっかりと走って体を絞り、健康的で引き締まった体で新しい年をスタートさせましょう。
気温が低く記録を狙いやすい環境
シリアスランナーにとって、1月は自己ベスト(PB:Personal Best)を更新する絶好のチャンスです。マラソンにおいて、暑さは大敵です。気温が高いと発汗量が増えて脱水を起こしやすく、体温調節のために心拍数が上がりやすくなるため、パフォーマンスが低下してしまいます。しかし、1月の低い気温は、走ることで上昇する体温を自然に冷却してくれるため、体への負担が比較的少なくなります。
特に、風がなく晴れた冬の日は、驚くほど体が軽く感じられ、ペースを維持しやすいものです。発汗による水分やミネラルの損失も夏場に比べて緩やかなので、後半の失速を抑えられる可能性が高まります。ただし、あまりに寒すぎると筋肉が硬くなってしまうリスクもあるため、ウォーミングアップや保温対策は必須ですが、条件が整えば1月は「記録を狙う月」として非常に適しているのです。
旅行も楽しめる「旅ラン」の魅力
1月は日本列島全体が冬の寒さに包まれますが、地域によっては一足早い春の訪れを感じられる場所もあります。例えば、南九州や沖縄などの温暖な地域で開催される大会に参加すれば、寒さを逃れて快適なランニングを楽しむことができます。これを機に、マラソンと観光を組み合わせた「旅ラン」を計画してみてはいかがでしょうか。
暖かい地域だけでなく、雪国ならではの景色を楽しめる大会や、温泉地で開催される大会も人気です。冷え切った体を温泉で温め、地元の美味しい冬の味覚を堪能するのも、冬のマラソン遠征の醍醐味です。家族や友人を誘って旅行を兼ねて参加すれば、ランニング以外の楽しみも増え、より充実した時間を過ごすことができるでしょう。1月の連休をうまく利用して、少し遠くの大会へ足を運んでみるのもおすすめです。
エントリーも可能?1月に開催される人気の主要大会

ここでは、全国的に知名度が高く、多くのランナーから愛されている1月開催の主要なマラソン大会をご紹介します。それぞれの大会に個性があり、ランナーを惹きつける魅力が詰まっています。
【茨城県】勝田全国マラソン
関東地方のランナーにとって、「冬のフルマラソンといえば勝田」と言われるほど歴史と伝統のある大会です。毎年1月下旬に茨城県ひたちなか市で開催され、全国から多くの健脚自慢が集まります。この大会の特徴は、何と言ってもその「硬派」な雰囲気と、制限時間が比較的緩やかでありながら競技性の高い運営にあります。
コースは適度なアップダウンがあり、走りごたえ十分です。沿道の応援も熱く、私設エイド(ボランティアによる給食所)が充実していることでも知られています。商店街を抜けるエリアや、のどかな田園風景など、変化に富んだ景色も魅力の一つです。「風の勝田」と呼ばれることもあり、年によっては強い冷たい風に悩まされることもありますが、それも含めて冬のマラソンの厳しさと達成感を味わえる大会として人気を博しています。都心からのアクセスも良く、日帰り参加が可能な点も多くのランナーに支持される理由です。
【千葉県】館山若潮マラソン
千葉県の南端、館山市で開催される「館山若潮マラソン」は、海沿いの美しい景色と、春の訪れを感じさせる菜の花が魅力の大会です。1月下旬の開催ですが、房総半島という土地柄、比較的温暖な気候の中で走ることができます。フルマラソンのコースは前半に海岸沿いのフラットな道を走り、中盤以降に山間部のアップダウンが待ち受ける、攻略しがいのあるレイアウトになっています。
この大会の名物といえば、エイドステーションで提供される「クリームパン」です。地元の老舗パン屋さんが提供するクリームパンを楽しみに走るランナーも多くいます。また、ゴール後には温かい豚汁のサービスがあり、疲れた体に染み渡ります。制限時間が6時間と比較的長めに設定されているため、初フルマラソンの舞台として選ぶ人も多いです。富士山を遠くに望む海岸線の絶景は、走る苦しさを忘れさせてくれるほどの美しさです。
【鹿児島県】いぶすき菜の花マラソン
「日本一早いフルマラソン」として知られるのが、鹿児島県指宿市で開催される「いぶすき菜の花マラソン」です。毎年1月の第2日曜日に開催され、コース沿道には満開の菜の花が咲き乱れ、一足早い春の訪れを全身で感じることができます。この大会の最大の魅力は、地域住民による圧倒的な「おもてなし」です。
沿道には途切れることなく私設エイドが並び、サツマイモの天ぷら、おにぎり、漬物、果物、さらにはカツオの腹皮や茶節など、指宿ならではの特産品がこれでもかというほど振る舞われます。「走りに来たのか、食べに来たのかわからない」と言われるほど、お腹も心も満たされる大会です。制限時間が8時間と非常に長く、初心者やファンランナーに優しいのも特徴です。ゴール後は指宿名物の砂むし温泉でリカバリーできるのも、この大会ならではの贅沢な楽しみ方です。
【沖縄県】石垣島マラソン
真冬の寒さから完全に脱出したいなら、「石垣島マラソン」がおすすめです。1月中旬から下旬に開催され、気温は20度近くになることもあり、半袖短パンで走れるリゾートマラソンです。美しい海、マングローブの林、そして石垣牛の牧場など、石垣島の大自然を満喫できるコース設定になっています。
フルマラソンだけでなく、24kmや10kmの部もあり、自分の走力に合わせて種目を選べるのも嬉しいポイントです。島全体が歓迎ムードに包まれ、ゴール後のふれあいパーティーでは、島の人々や他のランナーとオリオンビールで乾杯し、カチャーシー(沖縄の手踊り)を踊って盛り上がります。旅行をメインにして、そのアクティビティの一つとしてマラソンを楽しむというスタイルに最適な大会です。飛行機の手配が必要になるため、早めの計画が鍵となります。
寒さに負けない!1月のマラソンに適した服装・ウェア

1月のマラソンで最も重要なのが、服装選びです。寒すぎると体が動かず、暑すぎると汗冷えの原因になります。ここでは、快適に走るためのウェア選びのポイントを解説します。
重ね着(レイヤリング)の基本テクニック
冬のランニングウェアの基本は「レイヤリング(重ね着)」です。一枚の分厚いウェアで寒さをしのごうとするのではなく、役割の異なる薄手のウェアを重ねることで、状況に応じて体温調節をしやすくします。基本的には以下の3層構造を意識しましょう。
1. ベースレイヤー(肌着):肌に直接触れる層。汗を素早く吸収し、拡散させる吸汗速乾性の高い素材を選びます。冬場は保温性のある機能性インナーがおすすめですが、綿素材は汗を含んで冷えの原因になるためNGです。
2. ミドルレイヤー(中間着):保温性を確保する層。ロングスリーブのTシャツや、薄手のフリースなどが該当します。通気性と保温性のバランスが良いものを選びましょう。
3. アウターレイヤー(外殻):風や雨を防ぐ層。冷たい風を遮断するウィンドブレーカーが一般的です。走り出して体が温まってきたら脱いで腰に巻けるような、軽量でポケッタブルなものが便利です。
この3層を基本にしつつ、気温や風の強さに応じて組み合わせを調整します。例えば、晴れて風がない日はアウターを省略してベースとミドルだけで走ることもあります。逆に極寒の日は、ベースレイヤーの下にさらにメッシュ状のインナー(ドライレイヤー)を着て、汗冷え対策を強化することもあります。
末端の冷えを防ぐ必須アイテム
体の中心部(体幹)が温まっていても、手先や耳などの末端が冷えると、全身の寒さを感じやすくなり、パフォーマンスが低下します。特に1月のレースでは、末端の防寒対策が快適さを大きく左右します。
まずは「ランニンググローブ(手袋)」です。薄手でスマホ操作が可能なものが便利ですが、真冬は裏起毛の厚手のものや、ミトンカバーがついた防風性の高いものが必要になることもあります。次に「ネックウォーマー」。首元には太い血管が通っているため、ここを温めると体感温度がぐっと上がります。暑くなったら手首に巻くなどして調整しやすいのも利点です。そして忘れがちなのが「耳」です。イヤーウォーマーや、耳まで隠れるニットキャップを活用して、冷たい風から耳を守りましょう。耳が痛くなるほどの寒さは、集中力を著しく削ぎます。
スタート待機時間の寒さ対策
マラソン大会当日に最も寒さを感じるのは、走っている最中ではなく、整列してからスタートするまでの待機時間です。大規模な大会では、スタートの30分以上前からブロックに整列しなければならないことも珍しくありません。この間に体を冷やしてしまうと、スタート直後に体が動かず、怪我のリスクも高まります。
ここで活躍するのが「使い捨ての防寒着」です。100円ショップで売っているレインコートや、大きめのゴミ袋に頭と腕を通す穴を開けた即席ポンチョ(通称:ビニールポンチョ)をウェアの上から被ります。これだけで風を遮断し、体温を逃がさない効果が絶大です。スタート直前や、走り出して体が温まったタイミングで、給水所のゴミ箱などで処分できるようにしておくと良いでしょう(※大会によっては捨て場所に指定があるのでルールに従いましょう)。また、使い捨てカイロをお腹や腰に貼っておくのも有効ですが、汗をかくと低温火傷のリスクがあるため、レース中は剥がすか、貼る位置に注意が必要です。
冬本番!1月の練習メニューと怪我予防のポイント

寒さの厳しい1月は、練習内容にも工夫が必要です。無理をして怪我をしてしまっては元も子もありません。冬ならではの練習の組み立て方と注意点を紹介します。
入念なウォーミングアップで体を温める
冬の体は、寒さで筋肉や関節が硬くなっています。その状態でいきなり走り出すのは、ゴムが硬化しているタイヤで急発進するようなもので、肉離れやアキレス腱炎などの怪我に直結します。夏場以上に時間をかけてウォーミングアップを行うことが不可欠です。
おすすめなのは、静止した状態で行うスタティックストレッチではなく、体を動かしながら筋肉をほぐす「ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)」です。例えば、肩甲骨を大きく回したり、股関節を大きく動かすレッグスイングを行ったりして、体温と心拍数を少し上げてから走り出しましょう。また、最初の1〜2kmは、普段のジョグよりもさらにゆっくりとしたペースで入り、体が温まってきてから徐々にペースを上げる「ビルドアップ」の意識を持つことが大切です。室内で軽く体操をしてから外に出るのも、寒暖差によるショックを和らげる良い方法です。
スピード練習よりも距離を踏む
1月は、スピードをガンガン上げるインターバル走のような高強度の練習よりも、じっくりと長い距離を走ってスタミナの土台を作る練習(距離走やLSD)に適しています。寒い時期に全力疾走に近いスピードを出すと、筋肉への負荷が大きく、怪我のリスクが高まるからです。
週末を利用して20km〜30km走を行ったり、長い時間体を動かし続けるLSD(Long Slow Distance)を行ったりすることで、フルマラソンを走り切るための「脚作り」を行いましょう。ゆっくり長く走ることで毛細血管が発達し、全身の持久力が向上します。もしスピード練習を取り入れたい場合は、日中の気温が高い時間帯を選ぶか、十分に体が温まっている練習の後半に流し(ウィンドスプリント)を数本入れる程度に留めるのが安全です。基礎体力をしっかりと固める時期と割り切ることで、春以降のスピードアップにつながります。
練習後の素早いケアとリカバリー
冬の練習で盲点となりやすいのが、練習後のケアです。走り終わった直後は体が熱くなっていますが、外気温が低いため、立ち止まると急速に体温が奪われます。かいた汗が冷えると一気に体調を崩す原因となるため、「汗冷え」には最大の警戒が必要です。
練習が終わったら、ストレッチを屋外で長く行うのではなく、まずは速やかに乾いた服に着替えるか、温かい室内に移動しましょう。シャワーや入浴で冷えた体を芯から温めることが、リカバリーの第一歩です。入浴後は、温まって緩んだ筋肉を優しくストレッチやマッサージでケアします。また、冬場は喉の渇きを感じにくいため、練習後の水分補給がおろそかになりがちですが、呼気からも多くの水分が失われています。意識的に水分と失われたミネラルを補給することを忘れないでください。
1月のマラソンで注意すべきトラブルと対処法

1月のマラソンには、この時期特有のトラブルリスクが潜んでいます。事前に知っておくことで、いざという時に冷静に対処し、最悪の事態を防ぐことができます。
低体温症のリスクと初期症状
マラソンにおいて熱中症と同じくらい怖いのが「低体温症」です。特に、雨や雪が降っている日や、強風の日、あるいはレース後半で失速して歩いてしまった時にリスクが高まります。体温が下がりすぎると、体の震えが止まらなくなり、次第に思考力が低下し、最悪の場合は意識を失うこともあります。
これらの症状を感じたら、無理をせずに近くのスタッフに助けを求めるか、リタイアを選択する勇気も必要です。予防策としては、濡れたウェアで走り続けないことや、ペースが落ちてきたら早めにウィンドブレーカーを羽織るなどの体温調節を行うことが重要です。
路面凍結や転倒のリスク管理
1月の朝晩は、路面が凍結している可能性があります。特に、橋の上や日陰、マンホールの蓋の上などは滑りやすくなっています。一見濡れているだけに見えても、実は薄い氷が張っている「ブラックアイスバーン」には細心の注意が必要です。
暗い時間帯に走る場合は、ヘッドライトや反射材を装着して自分の存在をアピールすると同時に、路面状況をよく確認しながら走りましょう。また、積雪があった翌日などは、無理に外を走らず、スポーツジムのトレッドミル(ランニングマシン)を利用したり、室内での筋力トレーニングに切り替えたりする柔軟性も大切です。転倒して骨折や捻挫をしてしまえば、長期間走れなくなってしまいます。「危ないな」と思ったら勇気ある撤退をすることが、長く走り続ける秘訣です。
乾燥と隠れ脱水への対策
冬は空気が乾燥しており、皮膚や呼気から常に水分が蒸発しています。しかし、夏のように大量の汗をかかないため、喉の渇きを感じにくく、水分補給のタイミングを逃しがちです。これが「隠れ脱水」と呼ばれる状態です。
脱水状態になると、血液がドロドロになり、血流が悪化してパフォーマンスが低下するだけでなく、足がつりやすくなったり、心血管系のトラブルを招いたりする原因にもなります。レース中はもちろん、普段の練習から「喉が渇く前に飲む」ことを習慣づけましょう。また、冷たい水は体を冷やしてしまうため、練習前後には常温の水や白湯を飲むのがおすすめです。肌の乾燥も痒みや不快感に繋がるため、リップクリームやハンドクリーム、ボディクリームでの保湿ケアもランナーの身だしなみとして取り入れたいポイントです。
1月のマラソンを安全に楽しむためのまとめ
今回は、1月のマラソン大会の特徴や魅力、服装選び、練習方法について解説してきました。最後に重要なポイントを振り返りましょう。
1月のマラソンを楽しむためのチェックリスト
・大会選びは「新年の目標」や「走り初め」「旅ラン」など目的に合わせて。
・服装は「レイヤリング(重ね着)」が基本。末端の防寒と待機中の対策を万全に。
・練習は「入念なアップ」と「距離重視」で基礎固めを行う。
・低体温症、路面凍結、隠れ脱水といった冬特有のリスクに備える。
1月のマラソンは、寒さとの戦いでもありますが、それを乗り越えてゴールした時の達成感は格別です。澄んだ空気の中を走る爽快感は、この時期にしか味わえません。適切な準備と対策を行えば、自己ベスト更新も夢ではありませんし、素晴らしい一年のスタートを切ることができます。
この記事で紹介したポイントを参考に、ぜひ万全の状態で1月のマラソン大会に臨んでください。寒さを味方につけて、あなたらしい走りを楽しんでくださいね!




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